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50年前の憲法大論争 (講談社現代新書 1888)

50年前の憲法大論争 (講談社現代新書 1888)

50年前の憲法大論争 (講談社現代新書 1888)
定価: ¥ 798
販売価格: ¥ 798
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発売日: 2007-04-19
発売元: 講談社
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いままでつづく "からっぽの大論争" のはじまり
「大論争」というと,国民の権利のありかたや,憲法における天皇や国政組織のかたちなどについて論争がくりひろげられるさまを想像してしまう.ところが,この本のおもな内容はそれとはまったくちがっていた.日本国憲法はマッカーサーがきめたのか国会がきめたのか,国際法上有効なのかどうか,などなど,憲法の制定過程などに関する議論がほとんどである.民主主義にとって手続きが重要であることはもちろんだが,もっと内容に関する議論が必要なのではないだろうか.

この本の解説のなかにも「この 50 年間,憲法改正 (中略) の論議が深まったということはなかったのである」とかかれているが,それはいまだに議論のおおくが具体的な憲法の内容にふみこまずに,手続きなどに関する不毛な論争をくりかえしているだけだからではないだろうか.もっと条文の内容にたちいって議論しないかぎりは,いつまでたっても議論はふかまらず,日本の民主主義もふかまらない.そして,気がついたら,むりやり国民投票にかけられているということになりかねない.

こういう "からっぽの議論" が 50 年前にはじまっていたことを確認する意味で,この記録は貴重なものだといえるだろう.


まさか・・・
縄文時代の地層を掘り起こし、縄文土器の壷を発見した。蓋を外すと中から携帯電話が。「まさか・・・」
読後、そのような気分になった。
50年前から進歩が無いのか、それとも50年前の議論が深いのか。
いずれにせよ、本書で展開されている議論を踏まえぬ憲法論争は時間の無駄であろう。
現代人は一読せねばなるまい。

議論する緊迫感が伝わる本
50年前とは思えない、わかりやすさと緊迫感。これ以降、憲法論議が深まっていかなかった、というのもうなずける。おのれの生き様をひっさげて、議論に臨む姿勢は、どれも甲乙つけがたい。現在、改憲論議が盛んだが、ここまで体をはった議論はなかなか見られない。現在の改憲派も護憲派もどこか観念的、薄っぺらに思えてしまう。



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