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3日でわかる日本の憲法

3日でわかる日本の憲法
鋤本 豊博
3日でわかる日本の憲法
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 940852位
おすすめ度:
発売日: 2002-04
発売元: ダイヤモンド社
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

とりあえず3日間、日本国憲法を勉強してみましょう。
 日本国憲法を改定するのか否か、改定する場合にはどのように改定するのか、いま議論が活発だ。しかし、改憲論議が活発な割に、国民の多くは日本国憲法の内容を知らないのではないだろうか。第1章の天皇は国民の象徴であるとか、第9条の戦争放棄については良く知れれていることであるが、憲法が制定された経緯や戦前の大日本帝国憲法との違い、現在の憲法の問題点などについてはあまり知られていないように思う。
 この本は、まさに3日で日本国憲法のあらましがわかる本である。今の憲法を改定するにしても、改定した憲法を承認するにしても国民投票が必要である。改憲は政治家のみが行うものではなく、最終的には我々国民が判断することである。そのために、今の憲法のあらましを知ることは国民にとって必須である。

俯瞰の1冊
? 天皇、自衛隊、官僚内閣制、首相公選制など、日本の実情に即したトピックから、今日的な憲法改正問題に至るまで、図やイラストを交えて「ひたすら分かりやすく」編まれた一冊。2人の著者はともに憲法学の専門家ではなく、その意味で本書はいわゆる「学者本」ではない。しかし本書は「広く浅く面白く」というコンセプトを徹底しているとみえ、憲法学の初学者であれば、読んでみても損はないだろう。「3日でわかる」というタイトルが示すとおり、やはり内容的には中学校の復習程度の軽いものだが、章ごとに「この章がわかるポイント」という小まとめがなされているので非常に読みやすい。
 本書の改善すべき点をあえて挙げるとするならば、具体的な判例を適宜加え、トピックに説得力を持たせるべきということか。いかにも紋切り型な抽象度では、知的欲求を満たさぬ読者を増やすだけである。また2001年後半から2002年前半にかけてまとめられた背景もあってか、必要以上に小泉政権寄りの記述が散見されるというのも見直すべき部分だろう。
 読み物としては手軽なので、まずは本書で憲法の概要を俯瞰しつつ、次のレベルの参考書へつなぐような位置づけとするのが妥当な路線と言えそうである。



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